週末、Solana（ソラナ）系のミームコインが大きく上昇し、PENGUやWIFなどが大きな値上がりを見せた。しかし、今注目されているのは新たに登場したSnorterというプロジェクトである。
Snorter（SNORT）は、現在トークンのプレセール（先行販売）を行っているミームコイン取引ボットだ。調達額は130万ドル（約2億900万円）を超えており、プロジェクトの初期段階にもかかわらず、勢いを増している。
この取引ボットは、ミーム的な要素と技術的機能を組み合わせた構成となっており、現在市場で最も有望な新規プロジェクトのひとつとして位置づけられている。その結果、有力アナリストたちの注目を集めており、中には「1000倍のリターンもあり得る」との声もある。
現在、SNORTのプレセールは1トークンあたり0.0967ドル（約15円）で進行中だが、今後プレセールのフェーズごとに価格は上昇していく予定である。
オンチェーン取引をより速く、安全に、そして簡単に
強気相場において、有望な新しいミームコインを見つけることができれば、投資家にとって大きな利益を生む可能性がある。しかし、実際にはリスクも多い。
毎日数千のミームコインが新規ローンチされており、その多くが詐欺である。また、コイン自体が正当であっても、購入者がMEVボット（トランザクション順序を操作して利益を得るプログラム）によって搾取されるケースもある。フロントラン（先回り）やサンドイッチ攻撃といった手法が用いられることが一般的だ。
Snorterは、こうした課題に対処する機能を備えたアプリであり、投資家の資金を守ることを目的としている。
まず、自動スナイピング機能により、ユーザーが事前に定めた条件に従って、ボットが自動的にトークンを購入することが可能だ。たとえば、特定のデプロイヤー（コントラクト展開者）のウォレットからトークンが発行された際に購入を指示することができる。このデプロイヤーが過去に成功したミームコインを手がけた場合、成功確率が高まると考えられる。
次に、コピー取引機能も搭載されており、利益を上げているウォレットのアドレスを入力することで、その取引を自動で模倣することができる。
さらに、Snorterは独自のRPCインフラを活用しており、分散型取引所（DEX）の混雑を回避し、MEV攻撃のリスクを排除している。
また、ラグプル（資金持ち逃げ）やハニーポット（購入は可能だが売却できない詐欺）の検出機能も備えており、ベータテストの結果では最大85％の詐欺トークンを検出できたと報告されている。
加えて、取引手数料は業界最安水準の0.85％。これに対し、Bonk Bot、Maestro、Trojan、Banana Gunなどは1〜2％の手数料を課しているため、Snorterユーザーの利益率が高くなることが期待されている。
Solanaの成長が後押し、SNORTに1000倍の可能性も
SnorterはTelegram上で動作する分散型アプリケーション（dApp）であり、当初はSolanaチェーンに対応、将来的にはEthereum、Base、BSC（バイナンススマートチェーン）、PolygonなどのEVM互換チェーンにも対応する予定だ。
しかし、まずはSolana上で展開されるため、同エコシステムの成長と密接に連動する。Solanaの利用が増加し、価格が上昇すれば、Snorterの需要も自然と高まる。言い換えれば、SOLの成長はSnorterの普及と価格にも大きな影響を与える可能性がある。
アナリストのEther Wizz氏は、Solanaの価格チャートが重要なサポートラインを維持しており、「7月にSolanaステーキングETFが承認される可能性が極めて高い」と指摘している。この動きにより、Solanaへの機関投資が進むと見られている。
このため、同氏はSOLが次の上昇局面で400ドル（約6万2000円）を大きく超える可能性があると予測している。
このようなSolanaの見通しとSnorterの実用性を背景に、複数のアナリストがSNORTの成長に期待を寄せている。アナリストのUmar Khan氏は、「次の100倍Solanaミームコイン」と評し、「現在最も注目すべき仮想通貨ICOである」と述べている。
さらに、仮想通貨メディアのCryptonewsチャンネルでは、SNORTが1000倍のリターンを生む可能性に言及。取引ボット分野が拡大するなかで、Snorterがその中でも有望なプロジェクトのひとつであると強調している。
SNORT価格上昇前の最後の購入チャンス
現在、Solana上で進行中のプレセールでは段階的に価格が上昇しているため、まだ購入していない投資家は早めの参加が推奨される。
Hold $SNORT. Unlock full access.
Bot goes wild. You go vertical. pic.twitter.com/uRIVmmbIwH
— Snorter (@SnorterToken) July 5, 2025
購入方法は簡単で、プロジェクトの公式ウェブサイトにアクセスし、ウォレットを接続して、購入したいトークン数量と支払いに使う仮想通貨を選ぶだけだ。
オンチェーン取引の主要課題に対処しながら、ミームコインとしての魅力とアナリストの後押しを備えるSnorterは、2025年にかけて注目を集める可能性が高い。
さらに、セキュリティ面においても安心材料がある。SnorterはCoinsultおよびSolid Proofによる監査を受けており、両社ともにコードに重大な問題を確認していない。
プロジェクトの最新情報は、X（旧Twitter）やInstagramで随時更新されている。また、トークン購入は公式ウェブサイトから可能である。