
2025年6月22日21時23分(米東部時間)時点で、ビットコイン(BTC)の価格は前日比1%超下落し、103,248ドル(約1,630万円)で取引されている。取引高は92%増加し、334億ドル(約5兆2,700億円)に達した。
ビットコインの下落要因には、中東地域の緊張の高まりがある。イスラエルによるイランへの攻撃が続く中、アメリカのドナルド・トランプ前大統領が参戦の是非を検討していることが影響している。
CoinGecko(コインゲッコー)のデータによると、暗号資産市場全体の時価総額は過去24時間で4%以上減少し、3.4兆ドル(約537兆円)となっている。
ビットコイン価格は回復できるのか?
強弱材料が混在する中でも強気の構図維持
ビットコイン価格は4月中旬から反発を続け、100%フィボナッチ水準である74,738ドル(約1,180万円)から上昇基調にある。過去最高値(ATH)である112,006ドル(約1,770万円)に到達した後は、101,300ドル(約1,600万円)付近で下値を固めながら推移している。
最近では、ラウンデッドボトム(底値が丸く形成されるパターン)と見られた形状を否定し、下降チャネル内へと再び戻った。
テクニカル的には、ビットコイン価格は200日単純移動平均線(SMA)を大きく上回っており、全体的な強気トレンドは維持されている。1日足の50日SMAは次のレジスタンスとして104,777ドル(約1,660万円)に位置している。
また、50日SMAは200日SMAを上回る「ゴールデンクロス」が、フィボナッチ50%水準の92,333ドル(約1,460万円)付近で発生している。

相対力指数(RSI)は40水準からの回復兆候を示しており、価格の反転と上昇再開の可能性を示唆している。
仮に今回の下落から回復すれば、ビットコイン価格は下降チャネルの上限を再び突破し、ATHである112,006ドルまで上昇する可能性がある。さらに勢いが続けば、新たなATHとして124,000ドル(約1,960万円)に達する見通しもある。
一方で、中東の緊張や不透明感がリスクオフムードを強め、グローバル市場から資金が流出することで暗号資産市場にも下押し圧力がかかる懸念もある。ビットコインが弱気圧力に屈した場合、価格は38.20%フィボナッチ水準である97,598ドル(約1,540万円)まで下落する可能性がある。
BTC Bull Tokenに投資資金が集中──保有者にはBTCが付与される設計
こうした中、BTC Bull Token(BTCBULL)という新たなビットコイン関連のミームコインに投資家の注目が集まっている。同トークンを保有することで、無料でビットコイン(BTC)のエアドロップを受け取れる設計となっている。
著名な仮想通貨系YouTuberであるJacob Crypto Bury氏(登録者数56,800人超)は、BTCBULLについて「ローンチ後に10倍に成長する可能性がある」と述べている。
BTC Bull Tokenのプレセール、7.2百万ドル突破──購入期限は残り9日
BTC Bull Tokenは、ビットコインの人気と信頼性を基盤とした新たなミームコインであり、単なる投機対象とは異なり実際の報酬機能を備えている。
ビットコイン価格が新たな節目を超えるたびに、BTCBULL保有者にはBTCのエアドロップが実施される。初回の目標価格は15万ドル(約2,370万円)で、以降は5万ドル(約790万円)刻みで追加のエアドロップが行われる予定である。
さらに、BTC価格が25万ドル(約3,950万円)に到達した際には、コミュニティセールにおける購入額に応じた大型のBTCエアドロップも計画されている。
トークンバーン(焼却)機能も搭載されており、BTCが12万5,000ドル(約1,970万円)に到達すると供給量の削減が行われ、その後5万ドルごとに再実施される。これによりトークンの希少性が高まり、BTCBULL価格の上昇圧力が強まる構造だ。
また、プロジェクト独自のステーキングプラットフォームでは、年利56%という高水準の利回り(APY)が提供されており、保有者はパッシブ収益も期待できる。
プレセールに参加したい投資家は、公式サイトにアクセスし、1トークンあたり0.002575ドル(約0.39円)で購入できる。対応通貨はBNB、ETH、USDT、または銀行カードである。
これまでに727万ドル(約11億円)以上が調達されており、購入可能期間は残り9日となっている。
