2025年第3四半期の注目銘柄:XRP、Pepe、そして急騰が期待される新しい仮想通貨

2025年第3四半期の注目銘柄:XRP、Pepe、そして急騰が期待される新しい仮想通貨

2025年第3四半期が本日より始まり、ビットコインが10万6,000ドル(約1,690万円)を上回る水準を維持している中、多くのアルトコインも強い上昇の兆候を見せている。
このような状況で、今後どの暗号資産が急騰し、小規模な投資を大きなリターンに変える可能性があるのかに注目が集まっている。

XRPやPepeといった既存銘柄はもちろん、TOKEN6900、Bitcoin Hyper、Best Wallet Tokenといった新しい仮想通貨にも関心が向けられている。以下では、それぞれの動向を詳しく見ていく。

2025年第3四半期に急騰が予想される仮想通貨

TOKEN6900

2025年第3四半期に注目される新興銘柄のひとつがTOKEN6900である。このプロジェクトは、2023年に「6900」というコンセプトをミームコイン市場にもたらしたSPX6900の成功を模倣して設計された。

SPX6900は、導入以降47,000%以上の価格上昇を記録しており、初期投資者にとっては約500倍のリターンを生み出した計算になる。TOKEN6900は、そうした成功を逃した投資家にとって、新たなチャンスを提供する存在だ。

この銘柄は、バイブス(雰囲気)、市場心理、そしてオンラインコミュニティによる集団幻想をベースにしており、現在はプレセール中。独特の「6900」ブランド、コミュニティ主導のトークノミクス(トークン経済設計)、透明性のあるロードマップを特徴としている。

また、ステーキング(保有による利回り)機能も備えており、現在は3桁台の年利が提示されている。ミームコイン市場全体でリスク選好が広がるなか、TOKEN6900は今後の上昇相場で中心的な銘柄になる可能性があると見られている。

XRP

XRPは現在、米証券取引委員会(SEC)とRipple(リップル)社との間で続いていた訴訟が近く終結するとの見通しから注目を集めている。RippleのCEOによると、SECは今週木曜日にもすべての訴えを取り下げる意向を示しているという。

さらに、SECはGrayscale(グレースケール)が提出した「Digital Large Cap Fund(GDLC)」を現物ETFに転換する申請について、7月2日を審査期限として設定している。このETFはXRPを含む5種類の暗号資産を対象とする予定だ。

CoinSharesのオンチェーンデータによれば、2025年以降、XRP関連の投資商品の需要が急増しており、直近1週間では1,060万ドル(約16億9,000万円)もの資金が流入。年初からの累計では2億1,900万ドル(約349億円)に達している。

執筆時点でXRPの価格は2.22ドル(約353円)で、月間では3%未満の上昇にとどまっているが、強気の指標が相場を支えている。MACD(移動平均収束拡散法)では強気のクロスが確認され、CoinCodexの21の価格アクション指標でも上昇シグナルが点灯している。

マーケットアナリストのAlienOvichO氏は、XRPが先月の高値2.33ドル(約371円)を突破すれば、トレンド反転の兆しとして注目されると述べている。

Bitcoin Hyper

市場全体が「課題解決型」のプロジェクトに注目する中で、Bitcoin Hyperは注目度を高めている。ビットコインが小売決済に適していない理由として指摘されてきた送金速度の遅さや高額な手数料といった技術的な課題に、直接アプローチしている点が評価されている。

Bitcoin Hyperは、セキュリティを犠牲にすることなく、秒単位で数千件の取引を処理できるレイヤー2アーキテクチャを導入。この改善により、ビットコインが日常決済手段として利用可能となり、ステーキングやDeFi(分散型金融)との互換性も実現する。

新たな仕組みを創造するのではなく、既存のビットコインネットワークを強化する形で機能を拡張するため、他のスケーリングプロジェクトに対して競争力があるとされている。主要な暗号資産系YouTubeチャンネルでも高評価を得ており、「ビットコインへの大胆なベータ投資」と評されている。

Best Wallet Token

暗号資産市場の専門家の間では、2025年第3四半期のブル相場では、個人投資家とクジラ(大口投資家)の活動が活発化し、それに伴い、Best Walletのような高機能なセルフカストディ型ウォレット(自己保管型)への関心も高まると見られている。

Best Walletは既に月次50%のユーザー成長を記録しており、非カストディ型ウォレット市場の40%シェアを獲得するポテンシャルがあるとされている。

同ウォレットの魅力は、KYC(本人確認)手続き不要で、安全かつ直感的に暗号資産を保管・売買・スワップできる点にある。さらに、ステーキング利回りの向上、プレセール銘柄への早期アクセス、ポートフォリオ管理機能など、他のウォレットにはない付加価値が提供されている。

その中心となるのがBest Wallet Tokenであり、ウォレット内の機能や特典を支える基盤トークンとなっている。ローンチは今四半期中とされており、すでに「今買うべき銘柄」として複数のアナリストが注目している。普及が進めば、10倍のリターンが期待される。

Pepe

この1年で下落基調が続いていたPepeだが、現在は一部の投資家の間で「押し目買い」の好機と捉えられている。価格は現在、0.0000095ドル(約0.0015円)前後で推移しており、過去最高値である0.00002748ドル(約0.0043円)からは65%下落している。

注目すべきは、チャート上で「ゴールデンクロス」が確認されている点であり、これは一般的に上昇トレンドへの転換を示すシグナルとされる。さらに、1日あたりのアクティブアドレス数が増加しており、新たな資金の流入が見られる。

アナリストのAlienOvichO氏は、0.0000077〜0.0000063ドルの価格帯を次の上昇に向けたエントリーポイントとみており、この水準を「極端な買い場」と位置づけている。

また、オンチェーンデータでは、取引所のPepe保有残高が過去1カ月で2.3%減少しており、長期保有を意図した動きが見て取れる。こうした点からも、Pepeが再び急騰する可能性があると考えられている。

結論

昨日で終了した第2四半期では、政策金利の変更や中東地域の地政学的緊張といった重要な出来事が仮想通貨市場を揺さぶった。4月は不安定な展開が続いたものの、5月後半以降は複数銘柄が数カ月ぶりの高値を記録した。

第3四半期の幕開けとともに、多くの投資家が次に急騰する銘柄を模索している。市場全体が次の強気相場に備える中、本記事で紹介した銘柄群は、今後の大きなリターンを狙う投資家にとって注目すべき存在である。

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