GoogleのAI「Gemini」がXRPの10ドル到達時期を予測、新興アルトコインの3,100%上昇も示唆

GoogleのAI「Gemini」がXRPの10ドル到達時期を予測、新興アルトコインの3,100%上昇も示唆

ビットコインが117,000ドル(約1,800万円)以上で安定推移する中、アルトコインは断続的に上昇を見せており、次に急騰する銘柄に注目が集まっている。多くのトレーダーがそのヒントとして活用しているのが、GoogleのAIモデル「Gemini」である。

Geminiは、特に主要銘柄に関して精度の高い価格予測を行う能力を備えており、最新の分析ではXRPが想定よりも早く10ドル(約15,300円)に達する可能性を示している。どのような条件を満たせばそれが実現するのかも具体的に提示された。

注目はXRPにとどまらず、Geminiはさらに小規模なトークン「Bitcoin Hyper」にも言及しており、こちらの方がXRPを上回るリターンをもたらす可能性があると指摘。現在プレセール中のこのトークンは、価格が3,100%上昇する余地があると見られている。

以下では、それぞれの強気予測について詳しく見ていく。

XRPは一時調整も、全体的には強気基調

XRPは現在3.17ドル(約485円)で推移しており、前夜からの下落からわずかに回復したものの、直近高値の3.67ドル(約561円)からは下落している。過去24時間で約4%下落、週間では3%安と弱気な動きが続いている。

しかし、より広い視野で見ると、XRPの上昇基調は依然として堅調だ。過去1か月で約44%上昇、1年前と比べると約400%もの値上がりを見せている。この強さの背景には、規制の明確化がある。

Ripple(リップル)と米証券取引委員会(SEC)との訴訟は2024年3月に5,000万ドル(約76億5,000万円)の和解で決着し、新たに就任した仮想通貨に前向きなSEC委員長の存在も市場の信頼感を高めている。さらに、Rippleはステーブルコイン(価格が安定した仮想通貨)「RLUSD」を発表し、EVM(Ethereum Virtual Machine)対応のXRPLサイドチェーンを通じてXRPでも分散型金融(DeFi)が可能となった。

テクニカル面でも強気材料が揃っている。相対力指数(RSI)は高い水準にあるが、過熱感は見られない。主要な移動平均線は上昇を維持しており、7月に発生したゴールデンクロスも継続している。短期的なブレはあるが、長期的には上昇トレンドが継続中だ。

Geminiの予測:XRPは2025年末〜2026年初頭に10ドル到達か

Geminiは、XRPが2025年末から2026年初頭にかけて10ドル(約1,530円)に到達するまでの明確なシナリオを提示している。予測の根拠はシンプルで、XRPが実用性をさらに高め、スポットETF(上場投資信託)の承認を受け、市場全体が強気相場を維持すれば、すべての条件が揃うというものだ。

まずは第3四半期末までに6ドル(約918円)への上昇が見込まれている。XRPは6年間続いた三角保ち合いのパターンを最近上抜けており、Geminiはこれを大型上昇の始まりと見ている。

次のステップがETF承認である。Geminiは、ETF承認が発表された際には数日以内に30〜50%の急騰が起き、9ドル(約1,377円)を超える可能性があると予測。その後に一時的な調整があったとしても、機関投資家の資金流入が続けば、XRPは10ドルの大台に乗る可能性がある。

この展開は、2021年のイーサリアムの上昇と類似しているが、XRPには「規制の明確化」と「ETF」という2つの強力な後押しがある。Geminiは、これこそが爆発的な上昇の引き金になると指摘している。

Bitcoin HyperはXRPを上回る32倍のリターンも?Geminiの強気予測

Geminiはさらに、Bitcoin HyperがXRPを上回る利益をもたらす可能性があると述べている。しかも、それはより早い段階で実現する可能性があるという。

現在プレセール中のBitcoin Hyperは、すでに450万ドル(約6億8,800万円)以上を調達しており、トークン価格は0.012375ドル(約1.89円)で設定されている。

Geminiによれば、上場後には0.25〜0.40ドル(約38〜61円)まで上昇する可能性があり、最高値に達した場合には32倍のリターンとなる。

Geminiがこのトークンに強気である理由は、そのプロジェクト構想にある。「ビットコインのセキュリティ」と「ソラナのスピード」を組み合わせたレイヤー2(基盤となるブロックチェーンの上に構築されたネットワーク)で、スマートコントラクトやDeFi、NFTなど、ビットコインに欠けていた機能を補完する。

StacksやLightning Network(ライトニングネットワーク)と比較されるが、GeminiはBitcoin Hyperがそれらを凌駕する技術力を持つと分析している。最大65,000件/秒の処理能力を誇るこのネットワークは、ビットコインの非アクティブ資金を活性化する鍵になるとされている。

さらに、HYPER保有者はステーキングによって212%の年利(APY)を得られるため、売却よりも保有(HODL)を促す構造となっている。初期流通量が少ないことや、プレセール段階での大型投資家の関心が高いことから、上場後の供給が極めて限定的になる可能性が高い。この点を踏まえ、仮想通貨メディア「99Bitcoins」は同トークンを「今月買うべき仮想通貨」と評価している。

Geminiの長期的な見解では、Bitcoin Hyperが予定通りの開発ロードマップ(メインネットのローンチ、dApps(分散型アプリケーション)の稼働、中央集権型取引所への上場)を実現すれば、2026年初頭には1.25ドル(約191円)に達する可能性がある。

その場合でも、完全希薄化後の時価総額は210億ドル(約3兆2,100億円)となり、HYPEやXLMを上回るが、強気相場のピーク時としては現実的な水準だとされている。

Bitcoin Hyperのプレセールページを見る

Exit mobile version