
2025年6月21日午前9時40分(米東部時間)時点で、Sei(SEI)の価格は過去24時間で6%上昇し、0.2119ドル(約33.3円)に到達した。取引高も109%増の3億6,200万ドル(約570億円)と急増している。
CoinMarketCapによると、SEIは主要な仮想通貨の中で最も大きな上昇率を記録した。今後もこの勢いを維持できるだろうか。
Sei価格、テクニカル指標が示す32%の追加上昇余地
SEI/ドルのチャートでは、50日単純移動平均線(SMA)が0.211ドルに位置し、現在の価格と一致しており、強い抵抗線となっている。
一方、200日SMAは0.28015ドル(約44円)で下降傾向にあり、中長期的には弱気な見通しを示唆している。しかし、直近のSEIの急騰は、その流れに抗う動きだ。
SEIは下降チャネルを上抜けし、典型的なブレイクアウト(上昇転換)を示した。相対力指数(RSI)は58.87で中立圏に位置しており、買われすぎ水準に近づいているものの、さらなる上昇余地はある。
移動平均収束拡散法(MACD)では、MACDラインがシグナルライン(オレンジ)を上回る強気クロスが確認されており、ヒストグラムも拡大傾向にある。勢いはSEIに味方しており、トレーダーにとっては好材料といえる。
SEIの急騰続くか──目指すは0.50ドル突破
短期的には、0.280ドル(約44円)の200日SMAが次の主要な抵抗水準となる。これを突破すれば、心理的節目である0.50ドル(約78円)に向けた上昇も視野に入る。
一方、0.1750ドル(約27円)のサポートを下回った場合、弱気相場への転換となり、0.13039ドル(約20円)までの下落リスクもある。
現時点では、SEIは6%の上昇とテクニカル面での強気シグナルにより、有力な銘柄として注目されている。ただし長期的には依然として不確実性が残る。

特に、ワイオミング州の関連ニュースが追い風となり、最大で32%の追加上昇も期待されている。今後の重要な価格帯に注視する必要がある。
Snorter Tokenプレセールが150万ドル目前──次の有力仮想通貨か
SEIの急騰と並行して、投資家たちはSnorter Token(SNORT)にも注目している。これはSolana(ソラナ)基盤のテレグラム専用トレーディングボットで、現在のプレセールではすでに110万ドル(約1億7,300万円)以上を調達している。
PEPEやWIFのようなミームコインの急騰を見て、「もっと早く買っていれば」と感じたことのある投資家にとって、Snorterはその悔しさを解消するプロジェクトとなる可能性がある。
このボットはSolanaの高速ブロックチェーン上に構築されており、サブセカンド(1秒未満)でのトークン取引を自動化する。SNORT保有者の取引手数料は0.85%と低く、BonkBotやBanana Gunといった競合他社よりも有利だ。
最大の特徴は、テレグラム上で完結するネイティブ設計だ。ブラウザや複雑なダッシュボードは不要で、アプリを開くだけで即座に取引が可能となる。コピー取引機能により、初心者でもトップトレーダーの動きをリアルタイムで模倣できる。また、「ラグプル(資金持ち逃げ)」や「ハニーポット(出金不可の罠)」を検出する安全機能も搭載されている。
ベータ版テストでは、スマートコントラクトの挙動や流動性の変化を分析し、リスクの高いトークンを検出してテスターの資金を保護した実績もある。
登録者数56,000人以上の仮想通貨系YouTuber「Jacob Crypto Bury」氏も、このプロジェクトを「100倍銘柄の可能性がある」と評価している。
早期投資家にはガバナンス権も付与され、将来的なチェーン統合(イーサリアムやBNBチェーンなど)について投票できる。
SNORTトークンは0.0957ドル(約15円)で購入可能で、SOL、ETH、USDT、銀行カードによる決済に対応している。また、保有トークンをステーキングすることで、年率275%という高利回りを得ることもできる。
価格が上昇するまで48分を切っており、現在の価格で購入するには急ぐ必要がある。
